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【全国送料無料】菊理媛720ml(4合)17度【菊姫】【長期熟成】【ビン貯蔵】【吟醸】【特Ａ山田錦】【加賀菊酒】保障できる

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商品説明

商品規格
菊姫がその年ごとに最高の造りと認めた吟醸酒を十余年の歳月をかけて熟成した酒です。大切に慈しんでビン貯蔵で眠らせて蔵出しされます。菊姫酒造が今までに培った技術と体験から生まれました。未成年者の飲酒は法律で禁じられています。なお、妊娠中や授乳期の飲酒は胎児・乳児の発育に影響を与えるおそれがあります。当店では、未成年者の飲酒を防止するため、20歳以上の年齢であることを確認できない場合にはお酒を販売いたしません。
内容量	720ml
アルコール分	17度以上18度未満
原材料名	米・米こうじ・醸造アルコール精米歩合 50%
原料米	兵庫県吉川町産特A山田錦100%使用
保存方法	直射日光を避けて保存して下さい。
製造元	菊姫合資会社
キーワード	[菊理媛][長期熟成][吟醸][山田錦][加賀菊酒]

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じっくりと十余年の年輪を重ねたその酒には
自然に備わった品格がある。
歳月を呑む酒、菊理媛
（菊姫「酒道入門」より）

富士山、立山と共に日本三名山の白山は、その名の通り純白で秀麗です。山麓の人々に多くの恵みをもたらし、日本海を航行する船の道しるべとなるなど、命の山とされてきました。
一年の大半が雪に覆われている「白山」の雪解け水は、手取川、九頭竜川、長良川、庄川となり、日々の生活を潤す水となっています。

日本一の銘酒「加賀の菊酒」はこの伏流水があってこそ、逆に言えば白山からの命の水の結晶が「加賀菊酒」であり「銘酒菊姫」といえます。
「菊理媛」は銘酒菊姫の中でも特別な存在です。まさに白山からの命の水の結晶です。

その年の最高の造りの吟醸酒を特別にビン詰めして、十余年の歳月をかけゆっくり熟成させることで、従来の酒とは違った価値、味、旨さが醸された酒です。酒という表現では足りない酒、それが「菊理媛」です。

菊姫酒造は霊峰白山の麓に位置します。
白山は山そのものがご神体とされ、古くから信仰されて来ました。白山信仰の総本宮が白山比め神社で、菊姫酒造のすぐ近くにあります。また白山の山頂には奥宮があります。
白山比め神社のご祭神が「菊理媛尊」で、「菊理媛」という名はこのご祭神から名づけられました。

酒造りは、総合力です。菊姫はそこに人もお金も妥協なくかけます。
最高の酒米、生産規模から遡ると有り得ない程の設備、今の酒造りから次世代までを見据えての人材育成。
それらは全て、本物の日本酒造りのためです。なぜそこまでやるのか？なぜやるのではなく、本物の日本酒造りを目指した結果なのです。
あくまでも理想を求める蔵が菊姫であり、蔵元の柳達司社長の信念です。



菊姫酒造は、安土桃山時代の天正年間（１５７０〜１６００）に創業しました。平成７年には、吟醸酒だけを仕込む平成蔵が竣工、生産量あたりの設備は日本一です。他の蔵では考えられない贅沢な設備が整っています。そして蔵元の柳達司社長は、平成蔵に魂を入れるがために、竣工の１０年前から「酒マイスター」を育成していました。「酒マイスター」とは、“２１世紀を担う杜氏（とうじ）”です。従来の杜氏が持つ伝承技術や酒造りの勘を経験していることに加えて、今までの日本酒造りの過程そのものを、データ化し、分析して、蔵のノウハウとして蓄積してそれを生かすことが出来る杜氏です。まさに蔵の財産が酒マイスター達です。一切の妥協なく酒造りが出来る設備、最高の酒米、そして酒マイスターがそろって初めて銘酒菊姫が生まれます。 ※杜氏（とうじ）とは、お酒を造る職人さんのことです。

厳寒の中、酒造りが続いている最中に、

ひときわ光り輝く酒ができると感じる瞬間がある。

私は「それが菊理媛になる」と信じています。

「菊理媛かぐや姫説」全く持って私の自論です。

『竹取をなりわいとしていた翁が、ある時“光輝く竹”を見つけました』
有名な竹取物語です。私はこうして生まれた、かぐや姫と同じように菊理媛は生まれると思っています。

菊理媛は、一シーズンに仕込まれるすべての吟醸酒の中から、１０年後に「菊姫の中の菊姫」に成長する仕込みの酒だと確信されたものが、その年の菊理媛とされます。
蔵元の柳社長はじめ杜氏の方々が、“これだ！という造りの酒”それが“光輝く竹”＝「菊理媛」です。
蔵出しされた菊理媛を呑むと、柳社長はじめ杜氏の方々が、１０年前に何を託していたかを想います。もしかしたら１０年の年月ですから、自分では味わうことがないかもしれません。しかし大きな期待を込めて１０年後に菊理媛を名乗らせる酒を、仕込みの時点で託すのですから並大抵では決められません。

けれど菊理媛になる酒があるのです。

それは、本物の旨い酒を造るという情熱を持って、シーズン中脈々と、出来る限りを尽くしているから現れます。

「菊理媛」は菊姫が追求してきた熱意が形に現れたものです。


菊姫酒造では、毎年白山山頂の白山比め神社の奥宮に、ご祭神と同じ名の「菊理媛」を奉納する登山をしています。私も連れて行ってもらいました。その時は、「菊姫純米ひやおろし」初蔵出しの祈願での白山登山でした。		奉納登山当日はあいにくの雨でしたが、山頂近くの室堂では奇跡的に晴れて、鮮やかな夕日を拝むことができました。これも奉納登山だった故のご祭神“菊理媛尊”の思し召しかも。


平成蔵からは、白山と手取川が望めます。豊富で綺麗な水を確認できます。これが「加賀菊酒」＝「菊姫」の源です。		菊姫酒造近くの白山比め神社の総本宮です。パワースポットとしても有名です。イザナギ尊、イザナミ尊、そして二人をとりもった縁結びの菊理媛尊が祀られています。

蔵元“菊姫”との付き合いは、

酒米“山田錦の栽培体験”からはじまりました。

ほしいも直売場、酒担当の福井です。
私は３０年前から毎晩“菊姫”を呑んでいます。石川県白山市の蔵元“菊姫”の日本酒はどれも、私が試したあらゆる酒のなかでもピカイチの酒ばかりだったからです。
しかし残念なことに、菊姫の全銘柄をそろえている酒屋はどこにもありません。

「すべての菊姫が呑みたい！」

ほしいも直売場ではそのためだけに酒の小売免許を取得しました。そして、蔵元“菊姫”に直訴して、全銘柄をそろえさせてもらうことにしました。

蔵元“菊姫”は、ほしいも直売場が菊姫を扱う上で、菊姫の大本になる山田錦の栽培体験から酒造りまでの勉強を課題として与えました。そこで経験したことは、日本酒文化の素晴らしさ、菊姫の凄さでした。



石川県白山市鶴来町にある日本酒の蔵元“菊姫”は伝統を継承すること、そしてまたそれを超える日本酒をつくることを目指している蔵元です。

菊理媛は長期熟成されているのに、老（ひ）ねた香りも味わいもほとんど感じません。不思議です。口の中でふくよかさと優しさを主張し、心地よくさせてくれます。
呑み終わると、いつの間にか呑んでいたという印象です。とてもまろやかで、そして、かすかな余韻がいつまでも続きます。二口めからは素晴らしく上品な吟醸酒と感じます。

侘び寂びに通じる哲学を持った酒です。

追伸
菊理媛をはじめ銘酒菊姫は、白山からの恵みの水を源としています。“菊姫の中の菊姫”である“菊理媛”をひとくち含むと“仕込み水を感じます”菊理媛は酒でありながら、源に帰ったのではないかと想わせます。

人はずっと自然に対して畏敬の念を抱いていました。だから五穀の収穫に対して神に感謝し、お神酒を捧げていました。

私は菊理媛を呑むと、酒であって酒でない気持ちが湧き上がって来ます。菊理媛は、神を畏れ敬っていた先人が捧げていたお神酒が、現代の酒として蘇ったものではないかと思っています。